イギリスの教育って?(幼児教育編)

アイキャッチ UKあれこれ

こんにちは!
まみです。

まみ
まみ

子どもが少し大きくなると、どんな教育がいいかな?と気になりますよね。

海外の教育どんなのかな?知りたい!
と思ってもなかなか情報が見つからず…。

せっかくなのでイギリスの幼児教育について調べてみました!

こんな人におすすめ!

・イギリスの幼児教育について知りたい

・海外の教育について知りたい

いつから始まるの?

多くの子供が3~4歳から「ナーサリー」「プリスクール」と呼ばれる保育園に入って教育を受け始めます。

ナーサリー就学前は、地域のプレイグループや幼児教室に参加する子供も多いようです。

EYFSって何?

「プリスクールではどんな活動をするんだろう?」

と調べていた時に出てきたのがEYFS。
EYFSは0~5歳の保育・教育のガイドラインになっています。
どの保育園もEYFSに沿った活動をしているんですね!

EYFSとは?

義務教育前の0-5歳の子供を対象とした、
子供の発達やケア・学習の基準を定めている法的ガイドライン。

EYFSの教育内容は?

遊びを通して下記7領域を教える事になっています。
「概要はいいから、どんな遊びをしているかしりたい!」という方は記事後半へどうぞ!)

7領域

大きく基礎領域と特定領域に分けられ、子供は、基礎領域の習得後、特定領域の習得に進みます。
(特定領域の習得のためには、基礎領域の習得が欠かせないという考えがあるため。)

各領域で育む力の詳細はこちら!

コミュニケーションと言葉(communication and language)

表情やボディーランゲージなどの交流を通じてコミュニケーションの基礎を育みます。

また、読み聞かせや歌、おしゃべりを通して新しい言葉を学びます。
(具体的な遊びはこちら

人間的・社会的・情緒的発達(personal, social and emotional development)

自分で選ぶ経験を通して自己肯定感や自信を育みます。

また、感情のコントロールや相手の気持ちを思いやるなど、他者との関係を築くための基礎を学びます。
(具体的な遊びはこちら

体の発達(physical development)

走る・歩くなど体を大きく動かす運動と、指先を使った細かい運動(ペンで書くなど)の発達を促します。

また、「トイレに行きたい」「お腹が空いた」などの意思表示ができるようにします。

リテラシー(literacy)

読み聞かせや歌などを通して、読み・書きの力を育んでいきます。

数・数学(mathematics)

数字・時間・パターンなどを学びます。

パターンは、「○時に起きて、○時にお昼ごはんを食べて…」といった日常生活のパターンを知ることから、音楽やリズムのパターンを見つけることまで様々な範囲に及びます。

また、積み木遊びなど、物体を立体的に捉える力を育みます。

世界の理解(understanding the world)

周りの大人や子供との交流を通して、自分の身近な世界について学んでいきます。

また、自然や多様な文化への理解を育んでいきます。
(具体的な遊びはこちら

表現とデザイン(expressive arts and design)

様々な素材で工作をする・色々な音楽に触れる・音楽に合わせて好きなように体を動かす、などアートを通して自分を表現することを学びます。また、創造力・想像力を伸ばしていきます。

どんな遊びをするの?

実際にどんな遊びがあるのか気になりますよね。
UK政府ページから、「真似したいな!」と思った遊びをピックアップしました。

シャボン玉(コミュニケーションと言葉)

言葉を話す前の赤ちゃん向けの遊び。

赤ちゃんの反応にあわせてシャボン玉を吹くことで、交互に交流する基礎を育みます。

感情カード(人間的・社会的・情緒的発達)

感情カード
UK政府のHPより写真引用。

様々な場面で、子供に感情が書かれたカードを見せながらどんな気持ちかを聞く遊び。
自分の感情に気づき、表現をする手助けになります。

子供にとって、感情の言語化は難しいもの。
カードを使って感情を表す練習は、感情に気づき、コントロールする第一歩になりそうですね!!

スーパーへ行こう!(世界の理解)

スーパー

子供と一緒にスーパーに行き、色々なことに興味を持ってもらう遊び。

買い物の中で、「食べ物はどこの国から来ているんだろう?」「どうやって運ばれてきているんだろう?」とおしゃべりをしたり、スーパーで買ったものを使って実験(*)をします。

(*実験例) 
玉ねぎなどを購入して、芽をだす実験
白い花を色水につけると、花の色が変わる実験

普段何気なく行くスーパーですが、実は、世界や自然とつながっている場なんですね!

終わりに

いかがだったでしょうか。

まみ
まみ
 

どこでどんな教育を受けるにせよ、子供にあっているのが一番!
どんな教育があるのか海外の教育も含めて調べてみると面白いね!

本サイトでは、ほかにもイギリスに関する情報子育てお役立ち情報をまとめていく予定です。
よろしければぜひご覧になってください。